血液と血管の働きとは?

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私たちの皮膚には多くの血管が存在しています。皮膚の健康を保つために、血液は重要な役割をしています。

皮膚の血液循環には、二つの働きがあります。

①皮膚に、酸素や栄養を供給し、老廃物や二酸化炭素を運び去る働き。血管には主に動脈、静脈と毛細血管があります。
②体温を調節する働き。

①⇒
血液の流れがスムーズであれば、皮膚のすみずみまで充分な栄養が供給されています。

真皮全体に毛細血管が分布していて、真皮の最上部の乳頭層にも密集しています。この毛細血管から、真皮のすぐ上にある表皮に栄養が届けられます。

血管には2種類があることは、ご存知ですよね。それぞれ役割が違います。

『動脈』
⇒食物から得た栄養素の他、身体の各器官で分泌されたホルモン、呼吸から得た酸素など、身体に必要な成分を各器官に運びます。
また、血液中の栄養や酸素が動脈性毛細血管の薄い壁からにじみ出て、リンパ液となって、各組織の細胞に供給されます。

『静脈』
⇒不要になった老廃物や二酸化炭素を運びます。リンパ液が皮膚の各組織から発生した老廃物や二酸化炭素を受け取り、静脈性毛細血管を通じて、静脈に戻ります。

血液中に充分な栄養が含まれる血液の流れが順調な時は、新陳代謝もスムーズに行われて皮膚の生理機能が高まります。

②⇒
皮膚の毛細血管は拡張したり収縮したりすることにより、体温を一定に保つ体温調節の働きをしています。

暑くなると、毛細血管は拡張し、多量の血液を流して、熱を身体の表面から逃そうと働きます。

寒くなると、血管が収縮して流れる血液の量を少なくして熱を体外へ逃さないように働きます。冬場、手足や頬が冷たいのはこの作用によるものです。

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